金価格、最高の8691円 ウクライナ有事と円安で

高騰する金価格(ロイター)
高騰する金価格(ロイター)

地金大手の田中貴金属工業(東京)は12日、金の販売価格を税込みで1グラム当たり前日より87円高い8691円と決めた。国内の小売価格の指標として3日ぶりに過去最高額を更新した。ウクライナ有事の深刻化を受け、価格が暴落しない安全資産とされる金の需要が増えたことが要因。

ロシアはウクライナ東部への攻勢を強める構えで、欧州連合(EU)は11日の外相理事会でウクライナ軍事支援の強化方針を確認。地政学的リスクが高まっている。

外国為替市場の円安ドル高基調も金の価格高の一因。金は国際的にはドル建て価格が指標のため、円安が進んだ場合、例えば1ドル=100円の時よりも125円の時の方が円建て価格は高くなる。

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