2022年の世界貿易3・0%増 WTO、見通し引き下げ

ジュネーブのWTO本部(三井美奈撮影)
ジュネーブのWTO本部(三井美奈撮影)

世界貿易機関(WTO)は12日、2022年の世界の貿易量が前年比で3・0%増になるとの見通しを発表した。昨年10月に予測した4・7%増から引き下げた。欧米などがウクライナに侵攻したロシアに厳しい制裁を科し、旧ソ連諸国の経済が低迷すると見込んだ。ただ、先行きが不透明なため修正の可能性を示唆した。

21年の実績は9・8%増となり、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で5・0%減と落ち込んだ20年の水準を大きく上回った。23年は3・4%増と予測した。

世界全体の国内総生産(GDP)は21年に5・7%増となった。22年は2・8%増、23年は3・2%増と予測し、景気回復が続くとみている。旧ソ連諸国は22年に7・9%減に落ち込み、23年も0・1%減とマイナス成長を予測した。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細