北海道は12日、北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手(25)に、文化やスポーツで活躍した個人、団体に贈られる「栄誉賞」を授与した。小林選手は「認めてもらえてうれしい。これからも北海道を盛り上げていけるように頑張る」と話した。
小林選手は岩手県出身で、現在は札幌市を拠点に活動。小玉俊宏副知事が「北海道に大きなプレゼントを頂き、心よりうれしく思う」と述べ賞状を渡すと、真剣な面持ちで受け取った。
小林選手はこれに先立ち、同市の秋元克広市長も表敬訪問した。秋元市長は「素晴らしい成績で感動させてもらった」とたたえた上で、同市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致を進めるためにも「活躍を追って次世代の選手が育ってほしい」と話した。