銀行・信金の貸出残高、過去最大 582兆円 不動産向け増

大手銀行の看板
大手銀行の看板

日銀が12日公表した3月の貸出・預金動向(速報)によると、国内銀行と信用金庫を合わせた月中平均の貸出残高は、前年同月比0・5%増の582兆6676億円だった。残高は平成12年1月の公表開始以降で過去最大。年度末で企業の資金需要が高まったことに加え、不動産関連の貸し出しが増えた。

国内銀行は前年同月比0・5%増の506兆3260億円。このうち大手銀などの「都銀等」は0・9%減の231兆7277億円で、地方銀行と第二地方銀行の合計は1・7%増の274兆5983億円だった。

都銀と地銀、第二地銀を合わせた実質預金と譲渡性預金の残高は3・3%増の838兆3500億円。長引く新型コロナウイルス禍で個人消費が依然として低調だったことなどが影響した。

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