SMBC日興副社長ら告発、13日にも起訴 相場操縦疑い10銘柄に

SMBC日興証券の本社が入るビル前の看板=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
SMBC日興証券の本社が入るビル前の看板=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

SMBC日興証券をめぐる金融商品取引法違反(相場操縦)事件で、証券取引等監視委員会は12日、新たに5つの銘柄で不正な株取引をしたなどとして、同法違反罪で元副社長・執行役員の佐藤俊弘容疑者(59)、元エクイティ部部長の山田誠被告(44)ら計4人と法人としての同社を東京地検に告発した。

東京地検特捜部は佐藤容疑者の勾留期限である13日に、同容疑者らを起訴する見通し。同社が相場操縦に関わったとされる銘柄は計10銘柄となった。

告発されたのは他に、グローバル金融ソリューション部の元副部長(54)と元エクイティ部の社員(36)。

告発によると、佐藤容疑者らは令和2年10月~3年4月、証券会社が市場時間外に大株主から株を買って投資家に転売する「ブロックオファー」取引の対象だった5つの銘柄について、株価を安定させる目的で大量の買い注文を入れたなどとしている。

告発を受けてSMBC日興は、「信頼回復に向け全社をあげて取り組む」などとコメントした。

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