新型コロナウイルスの感染が確認された野田聖子こども政策担当相は12日、自宅療養を終え、公務に復帰した。野田氏は同日の記者会見で「体調にしっかりと注意しながら努めたい」と述べた。
野田氏は医療的ケア児の長男ら同居する家族が陽性となったことを明らかにしたうえで、「自分なりに息子を守るために取り組んできたつもりだったが、それでも感染してしまった。『いつ、どこであっても起きる』という冷静な受け止めを多くの方々にしていただきたい」と改めて予防の徹底を呼びかけた。
今国会での成立を目指すこども家庭庁設置法案にも言及し、「スタートが遅れたが、その分しっかりと取り組みたい」と語った。