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鈴木、会心の一発 メジャー初本塁打

ブルワーズ戦の1回、メジャー初本塁打となる先制3ランを放ったカブス・鈴木=シカゴ(共同)
ブルワーズ戦の1回、メジャー初本塁打となる先制3ランを放ったカブス・鈴木=シカゴ(共同)

米大リーグ、カブスの鈴木は10日、シカゴでのブルワーズ戦に「5番・右翼」でフル出場し、一回の第1打席で中堅左へメジャー初本塁打となる先制の1号3ランを放った。3打数1安打、3打点。チームは4―5で敗れ、開幕3連勝を逃した。

地元ファン総立ち

打った瞬間に分かる、会心の一発だった。ブルワーズの外野陣はほぼその場を動かず、中堅左に吸い込まれた打球の行方を見送るしかなかった。デビュー3戦目の鈴木が一回2死一、二塁でメジャー初本塁打となる先制3ラン。「本当にチャンスで打てたので良かった」と言葉に実感を込めた。

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相手は昨季10勝の右腕ペラルタだった。3ボール1ストライクからの5球目。高めに浮いたスライダーを逃さなかった。「ある程度この球がきたら振りたいなというのがあって、しっかり捉えることができた」と迷いなく強振した。地元ファンが総立ちとなる中、ダイヤモンドを一周した。

味方を勢いづかせる働きだったが、チームは競り負けて今季初黒星。「負けたので、自分の成績はどうでもいい。次勝てるように」と無念さが入り交じる初アーチとなった。(共同)


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