法人新規契約を一部停止 中部電、卸電力価格高騰で

中部電力の販売事業会社、中部電力ミライズ(名古屋市)は11日までに、法人向け電力プランの新規契約の受け付けを一部停止した。原油や液化天然ガス(LNG)といった燃料価格の上昇やロシアによるウクライナ侵攻で、卸電力市場の取引価格が高騰。同社は販売量の約1割を卸電力市場からの調達で賄っており、適切な価格での供給などが困難だと判断した。

受け付けを停止したのは商業施設や工場向けの「高圧」と「特別高圧」の契約。新電力から値上げや契約の打ち切りを提示された企業が、ミライズに新規契約を申し込むケースが増えたという。ただ、企業の電力の使用実態などによっては、一部受け付けを続けている。一般的に、大手電力が供給義務を負っているため、小売事業者に契約を断られても供給停止となることはない。

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