乳児のワクチン接種負担減 田辺三菱製薬が5種混合を申請

乳児の予防接種の回数を減らせる新しいワクチン「5種混合ワクチン」を開発していた田辺三菱製薬と阪大微生物病研究会が11日、製造販売に関する承認申請を厚生労働省に対して行った。破傷風とジフテリア、百日せき、不活化ポリオの予防ワクチンを混ぜた「4種混合ワクチン」と、髄膜炎などを予防する「ヒブワクチン」を一緒にまとめたワクチンで、乳児の予防接種漏れなどを防ぐことが期待されている。

現在、2歳までに必要な定期接種ワクチンの総接種回数は20回以上にのぼっており、接種日近くに子供が発熱して予定がずれたり、日程をうっかり忘れたりして、スケジュール管理が煩雑になるなど、保護者の負担も大きかった。

同社によると、5種混合ワクチンの実用化で、接種回数の削減が可能といい、「乳幼児および保護者の負担軽減につながることが期待できる」としている。

会員限定記事会員サービス詳細