韓国次期政権、国防相人事で「米韓」重視強調

10日、ソウルで新政権の閣僚候補を発表する韓国の尹錫悦次期大統領(中央)(聯合=共同)
10日、ソウルで新政権の閣僚候補を発表する韓国の尹錫悦次期大統領(中央)(聯合=共同)

【ソウル=時吉達也】5月10日の新政権発足を1カ月後に控え、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領は10日、閣僚候補8人を指名した。国防相には米国通の李鐘燮(イ・ジョンソプ)元軍合同参謀本部次長を起用し、米韓同盟を重視する次期政権の方針を改めて強調した。国会の人事聴聞会を経て正式に任命される。

李氏は米国で「米韓同盟と国防費の分担」を主題に博士号を取得し、国防省勤務時にも米韓同盟関連の業務を歴任。尹氏は10日の会見に同席した李氏について、合同参謀本部在職当時に「韓米安保同盟の発展に大きく寄与した」と紹介した。

李氏は記者団に対し、北朝鮮対応では米国の抑止力を最大限活用すると強調。「対北朝鮮政策と韓米同盟の両方がともに重要だ」と述べた。

このほか、経済副首相兼企画財政相に次期与党「国民の力」議員の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)氏、国土交通相に前済州道(チェジュド)知事の元喜竜(ウォン・ヒリョン)氏が充てられた。

外相人事では、今月3日に米国に派遣された特使団の団長を務めた朴振(パク・ジン)元国会外交通商統一委員長の内定が報じられているが、この日は発表が見送られた。残る閣僚についても週内に発表される見通し。

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