奈良・王寺駅前にサテライトオフィス 町が事業者募集

奈良県王寺町がサテライトオフィスの整備を計画している旧南都銀行王寺支店の空き店舗スペース(同町提供)
奈良県王寺町がサテライトオフィスの整備を計画している旧南都銀行王寺支店の空き店舗スペース(同町提供)

奈良県王寺町はJR王寺駅前ビルの空き店舗を活用し、テレワークの場にもなるサテライトオフィスを整備・運営する事業者を公募型プロポーザルで募集している。新型コロナウイルスの影響で高まる郊外オフィスの需要に対応するほか、施設を利用する企業や個人、団体などのビジネスマッチングを図り、町の経済活性化にもつなげたい考えだ。

空き店舗は、駅前ビル「リーベル王寺西館」1階の旧南都銀行王寺支店で面積は342平方メートル。

内閣府の「デジタル田園都市国家構想推進交付金」を活用し、施設整備・運営費として最大3千万円(補助率75%)、プロジェクト推進費として最大1200万円(同100%)を補助する。

大阪の都市部のIT企業やデザイン系企業などの法人や、特定の組織に属さないフリーランスなど個人の利用を想定。高速無線LANの配備や落ち着いた空間づくりなどでオフィス環境を充実させる。

町政策推進課の担当者は「王寺駅前の利便性を高めるだけでなく、新たなビジネスを生み出し、移住者の増加にもつなげる機会となってほしい」と期待する。

町は、起業やフリーランスなど働き方の情報提供や、カフェなどのコミュニティスペースを備える場を整備し、多くの人が訪れる「持続可能な施設」を目指す具体的な提案を求めている。

プロポーザルの申請は5月9日午後1時必着(郵送か持参)。4月15日に実施する現地見学会の参加者を前日の午後5時まで受け付ける。プレゼンテーション審査などを経て5月16日に事業者を決定する予定。物件の引き渡しは7月中の見込み。

概要は町ホームページに掲載している。問い合わせは町政策推進課(0745・73・2001)。

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