「柔道の精神に反する」JOC山下会長、HPでプーチン氏非難声明発表

山下泰裕氏
山下泰裕氏

日本オリンピック委員会(JOC)と全日本柔道連盟(全柔連)の会長を兼任する山下泰裕氏が11日、個人ホームページに「ウクライナの人々、そして世界中の柔道を愛する方々へ」と題した声明を発表した。

日本語と同様の内容を記した英語を併記。「連日メディアで報道されるウクライナにおける非人道的な行いの数々、柔道家であるプーチン大統領によるロシア軍の侵攻のニュースを聞くにつけ、心を痛めてきました。これらの行為は柔道の精神、目的に完全に反するものです。全く容認することは出来ません」とロシアのプーチン大統領による軍事侵攻を厳しく非難した。

「柔道には、競技スポーツの一面もありますが、精力善用や自他共栄をはじめとする精神を学び、鍛えた心身によって自己の完成を目指し、世の中に貢献することを究極の目的としています」と記した上で、「柔道家として、ウクライナの人々、そして世界中の柔道を愛する方々に思いを馳せ、深い悲しみを覚えるとともに、愚かな行為が一日も早く止むことを願います」と自身の思いをコメントした。

山下氏は3月14日、JOCが開催したオンラインの討論会で、ウクライナ支援のあり方について意見を求めた一方、柔道を通じて親交があったプーチン氏に対しては「柔道を通じたつながりはあるが、直接のコネクションはない。誤解されている。直接届けるルートは個人的に持ち合わせていない。日本のスポーツ界で一緒に行動できれば」と答えるにとどめていた。

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