実名報道は「遺憾」甲府特定少年の弁護人

甲府市で昨年10月、50代夫婦が殺害され自宅が全焼した事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴された男(19)の弁護人は11日、「実名報道は遺憾だ」とする声明を公表した。

4月1日に施行された改正少年法で18、19歳は「特定少年」と位置付けられ、起訴後の実名報道が可能になった。8日に起訴され、検察当局が特定少年の氏名を公表した初のケースとなり、実名報道された。

声明では、報道機関に少年法改正の趣旨や経緯を踏まえ、少年の更生や、裁判員の審理が妨げられることがないよう、男を特定できる報道の必要性を厳格に判断するよう求めた。

また、山梨県の長崎幸太郎知事は11日の記者会見で、「更生を信じて名前を伏せ、配慮するという水準を超えているのではないか」と述べ、氏名の公表は適切だったとした。

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