露軍新司令官は「犯罪と残虐を助長」 米高官

2021年5月、ロシア南部ロストフナドヌーで対ドイツ戦勝記念日のパレードに出席するドボルニコフ南部軍管区司令官(タス=共同)
2021年5月、ロシア南部ロストフナドヌーで対ドイツ戦勝記念日のパレードに出席するドボルニコフ南部軍管区司令官(タス=共同)

ロシアのプーチン大統領がウクライナ軍事作戦を統括する司令官に南部軍管区のドボルニコフ司令官を任命したと米欧の主要メディアが10日までに報じた。米欧の当局者らが確認したという。作戦統括の司令官任命は侵攻後初めて。

ドボルニコフ氏は2015~16年、内戦中のシリアで政権軍を支援する軍事作戦を指揮し、人口密集地周辺への爆撃で多くの民間人死傷者を出したことで知られる。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)はCNNテレビで、ドボルニコフ氏が「ウクライナ国民への犯罪と残虐行為」を助長するとの見方を示した。

ウクライナ当局によるとロシア軍は10日、東部ドニプロの空港のほかルガンスク州の住宅や学校を砲撃した。最大激戦地ドネツク州マリウポリの市議会は、ロシア軍が多数の民間人を殺害した戦争犯罪を隠蔽するため、連日数百人の遺体を倉庫などに運んでいると通信アプリで訴えた。(共同)

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