感染急拡大の中で注目される女性アーティストの体験告白 新潟

感染体験を明かすケミカル⇄リアクションの長谷川莉沙さん(中央)と曽我沙也加さん(右)=昨年8月、新潟市中央区の新潟県庁(本田賢一撮影)
感染体験を明かすケミカル⇄リアクションの長谷川莉沙さん(中央)と曽我沙也加さん(右)=昨年8月、新潟市中央区の新潟県庁(本田賢一撮影)

新潟県内で新型コロナウイルス感染が急拡大する中、新潟を拠点に全国でライブ活動を行うダンスボーカルユニット「ケミカル⇄リアクション」の感染体験を告白する動画が改めて注目されている。昨夏、メンバー2人が感染し、そのときの体験を動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルの中で明かしているもので、再生回数は18万回を超えた。動画で2人は「体調の異変を感じたら早めに受診を」と呼びかけている。

不思議な感覚

ユニットは、ボーカルの成沢舞香(まいか)さん(27)と、ダンサー兼コーラスの長谷川莉沙(りさ)さん(26)、曽我沙也加(さやか)さん(30)の3人組で、いずれも新潟県出身。全国のライブハウスなどで乗りのいい歌とともに切れのいいダンスを披露。テレビ、ラジオ番組でも活躍している。

昨年7月中旬、県外でのライブを直前に控え、まず曽我さんが39度台の発熱とのどの痛みを訴えた。新型コロナの簡易抗原検査キットを4回試したが、いずれも陰性。市販薬を飲んで様子をみていたが改善しないため、医療機関を受診し、PCR検査を受けたところ感染が確認された。

曽我さんは「県外でも活動するため感染対策は徹底していた。それだけに陽性の連絡を受けたときはショックだった。しばらく仕事ができなくなり関係者の方に迷惑をかけてしまうとの思いとともに、自分が他の人にうつしてしまったらと思うと心配だった」と動画の中で振り返っている。

長谷川さんは、曽我さんの濃厚接触者としてPCR検査を受けた結果、感染が確認された。38度台の発熱が2日間続くとともに関節に激しい痛みが走り、動けないほどだった。

「熱が下がったあたりから味覚、嗅覚障害が出て、食べ物の味がせず、臭いがしない状態になった。鼻が詰まっていないのに臭いがしないのは不思議な感覚だった」(長谷川さん)

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