スリランカ、金利2倍に 燃料、食料の価格高騰で

経済危機が続くスリランカで抗議活動をする人たち=9日、コロンボ(ロイター=共同)
経済危機が続くスリランカで抗議活動をする人たち=9日、コロンボ(ロイター=共同)

経済危機に揺れるスリランカの中央銀行は9日までに、政策金利を約2倍に引き上げると発表した。預金金利と貸出金利を7%ずつ引き上げ、それぞれ13・5%、14・5%に設定。燃料や食料品の価格高騰に対応する狙いだが、急激な引き上げは副作用も伴いそうだ。

経済危機は、中国などからインフラ整備を理由に多額の資金を借りたことに伴う財政悪化が原因だ。新型コロナウイルスの感染拡大で外貨獲得の主力だった観光業が打撃を受けたことも影響している。

スリランカではガソリンや軽油、炊事に使うガスのほか、主食のコメなどの多くを輸入に頼っている。決済に用いる外貨が足りなくなって輸入が滞り、大幅な供給不足と急激な価格高騰に見舞われている。国民の不満が高まり、各地で抗議活動が行われている。(共同)

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