強硬派の李氏が出馬宣言 香港長官選 デモ対応は「適切」

オンラインで記者会見する李家超氏。香港行政長官選挙への出馬を表明した=9日(共同)
オンラインで記者会見する李家超氏。香港行政長官選挙への出馬を表明した=9日(共同)

香港政府ナンバー2の政務官を辞任した李家超氏(64)が9日、オンラインで記者会見し、5月8日の行政長官選挙に出馬すると正式に宣言した。李氏は警察出身で民主派に対する強硬姿勢で知られる。

李氏は会見で、2019年の抗議デモへの厳しい対応により「強硬派」と批判を受けていることに対し「(デモは)香港独立に関わる問題で、政府への重大な攻撃だ。適当かつ有効な方法で対処した」と正当化した。

昨年5月の選挙制度変更により、行政長官選挙への立候補には中国指導部の支持が事実上不可欠となった。中国政府当局者は「李氏は中央政府が支持する唯一の候補者」と表明したとされ、李氏だけに立候補を認める方針とみられる。選挙は信任投票となりそうで、当選が確実な情勢だ。香港では既に親中派政治家や経済界の大物が相次いで李氏への支持を表明している。(共同)

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