神戸ロティーナ新監督が初陣のC大阪戦に意気込み「情報多く伝えられた」

練習で指示を出す神戸のロティーナ監督(C)VISSEL KOBE
練習で指示を出す神戸のロティーナ監督(C)VISSEL KOBE

10日にノエビアスタジアム神戸で行われるサッカーJ1、神戸-C大阪の「阪神ダービー」に向け、神戸の新指揮官に就任したばかりのロティーナ監督が9日、オンラインでの取材に応じ、「バランスという言葉が重要。今までうまくいっていなかったところに関し、はっきりしたコンセプトで改善していくことが大切」と緒に就いたチーム改革の方針を示した。

ロティーナ監督は8日に就任会見を開いたばかり。実質2日間の練習で重視したのは「位置取り」と「攻撃」。位置取りについては「どういう場所にポジショニングしていかなきゃいけないのかを選手に伝えた」といい、代名詞でもある組織的な守備については「(この2日間は)攻撃に主眼を置いた。守備は少し。ゾーンで守ることを好んでいるが、少しずつ積み上げていきたい」と時間をかけて構築していく考えを示した。

その上で「一つのことをしたというよりも、試合全体のこと。守備、攻撃、セットプレーにも課題がある。まんべくなくすべてのフェーズでベースを伝えたつもり。短い時間だったが、可能な限りアイデアを伝えた。情報を多く与えられたのはよかった」と手応えを口にした。

オンライン会見で質問に答える神戸の大迫(C)VISSEL KOBE
オンライン会見で質問に答える神戸の大迫(C)VISSEL KOBE

チームは開幕から9戦未勝利(4分け5敗)。J1の18チームでワーストの15失点を喫し、J2降格圏の17位と苦しんでいる。「チーム全体としてやるべきこと、やらなきゃいけないことを整理してもらった。僕の感覚としては、やればやるだけ良くなると思っている」とロティーナ監督の指導を評した日本代表FW大迫は「率直に言って、今のままでは(日本代表に)選ばれないと思っている。この状況を好転させたい。単に勝ちたいし、このチームで結果を出したい」と決意表明。

オンライン会見で質問に答える神戸の山川(C)VISSEL KOBE
オンライン会見で質問に答える神戸の山川(C)VISSEL KOBE

DF山川は「攻撃でも守備でもセオリーが多いと感じている。監督に求められている役割をしていきたい。まだずれはあると思うが、しっかりコミュニケーションを取っていきたい」とC大阪戦に向けた抱負を話した。

神戸戦に向けて練習するC大阪の奥野©️CEREZO OSAKA
神戸戦に向けて練習するC大阪の奥野©️CEREZO OSAKA

一方、ロティーナ監督の下で頭角を現したC大阪の守備的MF奥埜は「神戸はもともと一人一人の力はあるチーム。かみ合えば変わると思う」と警戒した上で「(ロティーナ監督の就任に)正直びっくりしたのはあるが、対戦できるのが楽しみ。しっかり自分のプレーをした上で対戦を楽しみたい」と意気込みを語った。

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