国連事務総長、駅攻撃は「全く容認できない」

国連のグテレス事務総長(ロイター=共同)
国連のグテレス事務総長(ロイター=共同)

【ニューヨーク=平田雄介】国連のグテレス事務総長は8日、ロシア軍によるウクライナ東部クラマトルスクの駅攻撃で、女性や子供、高齢者を含む多くの避難待ちの市民が死傷したとして、国際人道法や国際人権法への重大な違反であり「全く容認できない」とする声明を発表した。

グテレス氏は「加害者は責任を負わなければならない」と強調した。市民の安全な退避と人道支援ルートの確保に向け、全ての当事者に民間人を保護する義務と人道的停戦に合意する必要性があると指摘。「この残虐な戦争を直ちに終結させる」ことを求めた。

国連児童基金(ユニセフ)によると、攻撃を受けた駅は、同州からウクライナの比較的安全な地域へ避難する主要経路だった。ユニセフの支援チームは同日、この駅で医療キットや緊急物資を積み下ろしたばかり。攻撃が起きた際は駅から約1キロ離れた地元保健所に救命物資を届けている最中だったという。

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