ラグビーのNTTリーグワン1部は9日、埼玉・熊谷ラグビー場などで4試合が行われた。大阪に42―3で大勝し、11勝1敗で首位を守った東京SGが後半に地力の差を見せつけた。ヘイグ監督は「いい形で勝ち切ることができた」とうなずいた。
風下に立った前半はミスもあって大阪に主導権を握られる時間も長かったが、試合中に修正。終盤に3トライを奪っての勝利に、ゲーム主将を務めた尾崎晟は「ゲームは80分間通して決まるもの。最後まで自分たちのプレーにこだわった結果」と手応えを口にした。
シーズンが佳境を迎える中、後半途中からは入部2年目のフランカー箸本がリーグワンに初出場。ヘイグ監督は「選手層の厚さに磨きをかけていきたい」と今後の戦いを見据えた。