米S&Pがロシア格付け撤回 一部デフォルト認定後に

ロシア国旗(ロイター)
ロシア国旗(ロイター)

米格付け会社のS&Pグローバル・レーティングは8日、ロシアに関連する全ての格付けを撤回したと発表した。直前にロシアの外貨建て国債の格付けを部分的なデフォルト(債務不履行)と見なす「SD(選択的デフォルト)」に引き下げた。

既に米ムーディーズ・インベスターズ・サービス、欧州系のフィッチ・レーティングスもロシアの格付けを取り下げている。主要格付け機関がデフォルトを認定しないことで、ロシア国債のデフォルトが確定しない状態が続く可能性がある。

欧州連合(EU)が経済制裁の一環で4月15日を期限としてロシアの法人や事業体に対する格付けの提供を禁止し、取り下げるよう命じていた。S&Pはロシアが4日に期限を迎えたドル建て国債の償還と利払いを自国通貨ルーブルで実施したことがルール違反に当たると判断し格下げした上で、撤回した。(共同)

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