ジャンプ小林陵侑選手に岩手県が〝異例〟の2度目の県民栄誉賞

自身2度目のワールドカップ(W杯)総合優勝を果たした今季を振り返る会見を行ったスキージャンプの小林陵侑=東京都新宿区(撮影・尾崎修二)
自身2度目のワールドカップ(W杯)総合優勝を果たした今季を振り返る会見を行ったスキージャンプの小林陵侑=東京都新宿区(撮影・尾崎修二)

岩手県の達増拓也知事は8日、北京冬季五輪ジャンプ男子個人のノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダルを獲得、ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で3季ぶり2度目の個人総合優勝を飾った岩手県八幡平市出身の小林陵侑選手(25)=土屋ホーム=に2度目の県民栄誉賞を授与すると発表した。

県の最高表彰である県民栄誉賞は複数回の授与例は過去にない。2度目の受賞は異例で小林選手が初めてとなる。最初の受賞は平成31年で、欧州勢以外で初めてとなるW杯ジャンプ男子の個人総合優勝に輝いた小林選手に授与された。

北京冬季五輪の金銀メダル獲得に加え、W杯の個人総合優勝も有力だった2月16日の会見で、達増知事は「県民栄誉賞の意味の拡大を迫るような活躍をしてくれた」と述べ、担当課に県民栄誉賞の見直しや賞の新設の検討を指示していた。

達増知事は8日の会見で「同一シーズンに2つのビックタイトルを獲得するという歴史的な偉業を成し遂げた。(県民栄誉賞の)複数回受賞は妨げられないという新たな道が開かれた」と小林選手をたたえた。

表彰式は5月5日。当日は県民との交流会も計画されている。

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