英ブッカー国際賞最終候補に川上未映子さん

川上未映子さん(酒巻俊介撮影)
川上未映子さん(酒巻俊介撮影)

世界的に権威のある英国の文学賞ブッカー賞の翻訳書部門にあたる「ブッカー国際賞」の今年の最終候補6作品が7日発表され、作家の川上未映子さん(45)の長編小説「ヘヴン」が候補に入った。受賞作の発表は5月26日(現地時間)。受賞すれば日本人で初めてとなる。

同賞は2005年に創設。20年に小川洋子さんの「密(ひそ)やかな結晶」が最終候補に選ばれたが、受賞を逃した。18年に同賞を受賞したポーランドの作家、オルガ・トカルチュクさんは、19年に2年分がまとめて発表されたノーベル文学賞で18年の受賞者となった。

「ヘヴン」はクラスでいじめを受ける14歳の少年を主人公に、善悪の根源を問う物語。平成21年に講談社から単行本が出版され、英語版はサム・ベットさんとデビッド・ボイドさんの翻訳で昨年刊行された。

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