マツダ、新型SUV初公開 「CX―60」日本仕様車

マツダ「CX―60」の日本仕様車
マツダ「CX―60」の日本仕様車

マツダは7日、新型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX―60」の日本仕様車を初公開した。今秋に発売する。マツダの従来のSUVより高価格帯とし、上質な乗り心地を実現したという。近年のSUV人気を取り込む狙いだ。車両価格は今後公表する。マツダとして初めてプラグインハイブリッド車(PHV)を用意した。

ガソリン車とディーゼル車、ディーゼルエンジンを搭載したハイブリッド車(HV)も設定した。CX―60はマツダの従来のSUVに比べ足回りの構造を改良し、走行時の揺れを抑えたとしている。

欧州仕様車は今夏に発売する予定で、防府第2工場(山口県防府市)で3月に生産を始めた。

マツダは2022年から23年にかけ、他に4車種のSUVを国内外で投入する。うち3車種は大型SUVで、CX―60と共通の車台を使って開発費用を削減する。残る1車種は小型SUVで、米国市場で販売する。

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