埼玉県川口市の荒川河川敷で観察できる昆虫を紹介するガイドパンフレット「親子で楽しむ土手のむし」を、同市公園緑地公社が製作した。5千部を用意し、河川敷の近くに設けた2カ所のチラシケースに入れて無料で配布している。
B5サイズ三つ折りのフルカラー版。バッタ、カマキリ、チョウといった昆虫を取り上げ、トンボの種類の見分け方なども解説している。河川敷を散策する人に人気のガイドで、特に土日は何度も補充しなければならないほどだという。
令和2年に作った「荒川散歩で見つかる植物」に続く第2弾。担当者は「河川敷では虫とり網を持った親子連れをよく見かける。ガイドを手に、生き物がたくさんいる季節を楽しんでほしい」と期待している。