松野博一官房長官は7日の記者会見で、新型コロナウイルス対応として政府が緊急事態宣言を初めて発令した令和2年4月7日から2年となったことを踏まえ、「引き続き最大限の警戒感を保ちつつ、コロナ対策の全体像で準備してきた保健医療体制をしっかりと稼働させていくことを基本に適切に対応していく考えだ」と述べた。
松野氏は、岸田文雄政権が昨年11月にコロナ対策の「全体像」を決め、これに基づいて対策を実施してきたと説明。「在宅・宿泊療養を含め医療体制の拡充を図り、予防・発見・早期治療への流れを強化した」と語った。
オミクロン株への対策としては「蔓延(まんえん)防止等重点措置や水際対策の機動的な対応に先手先手で取り組んできた」と強調した。