自民・佐藤部会長「日本外交、品性欠けると批判も」

自民党の佐藤正久外交部会長
自民党の佐藤正久外交部会長

自民党の佐藤正久外交部会長は7日、党本部で開かれた会合で、欧州諸国が相次いで表明しているロシア外交官の国外追放を行うよう政府に求めた。ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊・ブチャ以外でも民間人殺害が明らかになっていることを踏まえ、「虐殺が違う場所で明らかになってからの外交官の追放では、あまりにもさもしく、日本外交は品性に欠けるとの批判も出る」と述べた。

出席者によると、会合では複数の議員がロシア外交官の国外追放を求めたという。一方、ロシア政府が報復措置として日本の外交官を国外追放した場合、邦人保護など領事業務に支障を来すことへの懸念も表明された。

佐藤氏は、ブチャで起きている民間人殺害について「氷山の一角であり、ウクライナ東部、南部での戦闘はこれから激しさを増すことが予想される」とも指摘。その上で「日本が殺傷兵器を供与できない以上、強い経済制裁を日米欧で行うことが大事で、日本は覚悟が問われている」と強調した。

欧州諸国はブチャでの多数の民間人殺害を受け、ロシアの外交官追放を表明しており計300人以上に上っている。

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