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風に揺らめく夏の色 手ぬぐい作り最盛期

7メートルの高さから吊るされ、風に優しく揺れている夏物の手ぬぐい=堺市中区の「ナカニ」(南雲都撮影)
7メートルの高さから吊るされ、風に優しく揺れている夏物の手ぬぐい=堺市中区の「ナカニ」(南雲都撮影)

大阪発祥の染色技法「注染(ちゅうせん)」の手ぬぐい作りが、堺市中区の染色会社「ナカニ」で最盛期を迎えている。出番を迎える夏を前に色とりどりの手ぬぐいが7メートルの高さから「伊達(だて)干し」され、風に揺らめいていた。

注染は布を蛇腹状に重ねて染料を注いで染める手法。繊細な色合いや独特の優しい風合いが魅力だ。

新型コロナウイルスの影響で祭りやイベントが中止されたうえ、店舗の休業なども重なって需要が減っていたが、今年は徐々にコロナ禍前の状況に戻りつつあるという。3代目の中尾弘基社長(35)は「手ぬぐいは吸収力もあり、すぐ乾く。使えば使うほどやわらかくなるので、使い込んで良さを感じてほしい」と話していた。

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