米国のエマニュエル駐日大使は7日、岸田文雄首相が国際エネルギー機関(IEA)と協調して1500万バレルの石油備蓄を放出すると発表したことを歓迎する声明を発表した。
エマニュエル氏は、備蓄放出が「エネルギー市場を安定させ、高騰する価格から消費者を守る」と指摘。「プーチン(露大統領)がロシアのエネルギー資源を兵器として使うことを封じるとともに、ウクライナへの侵攻を失敗に終わらせる措置」と評価した。
「米国と日本は、プーチンの悪意ある戦争に直面しながらも、ウクライナの人々への揺るぎない支援を粘り強く続けていく」と訴えた。