ロシアの人権理事会追放を採決へ 国連総会7日再開

ロシア非難決議の投票結果を示す国連総会の緊急特別会合=2日、ニューヨークの国連本部(AP=共同)
ロシア非難決議の投票結果を示す国連総会の緊急特別会合=2日、ニューヨークの国連本部(AP=共同)

【ニューヨーク=平田雄介】国連総会(加盟193カ国)は7日午前(日本時間同日夜)、ロシアのウクライナ侵攻をめぐる緊急特別会合を再開する。ウクライナや米国などが提案した国連人権理事会でのロシアのメンバー資格を停止する決議案の採決を行う。

決議案は、ロシアによるウクライナでの人権侵害や国際人道法違反に「深刻な懸念」を表明し、ロシアの資格停止を決定する内容。総会に出席し、投票に参加した加盟国のうち、棄権票を除く3分の2以上の賛成で採択される。

人権理は総会で選ばれる47カ国で構成し、ロシアの任期は2023年末まで。過去には反体制デモの武力弾圧を理由に、11年にリビアのメンバー資格が停止された例がある。

露軍が占領していた地域で起きた民間人虐殺の報道を受け、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使が人権理からロシアを追放する意向を示していた。

ロイター通信は6日、ロシアが複数の国に「決議案への賛成や棄権は非友好的な行動とみなされ、2国間関係に良くない結果をもたらすと伝えた」と報じた。

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