段ボール製とは思えないスツールやベンチを近畿大に納入

マツダ紙工業が開発した段ボール製スツール=大阪府東大阪市の近畿大情報学部棟
マツダ紙工業が開発した段ボール製スツール=大阪府東大阪市の近畿大情報学部棟

段ボール家具などの製造を手がける「マツダ紙工業」(大阪府東大阪市)は、近畿大が4月に新設した情報学部の建物内に、段ボール製のスツールやベンチを納入した。重さ約1トンに耐えられる強度の段ボールを素材に、表面には樹脂を塗りつけるレジン加工などを施し、高級感のある段ボール家具に仕上げた。

同社によると、近大からの要請で約半年前から開発に取り組んだ。水に強い加工を施し、軽量で持ち運びや移動もしやすいのが利点という。見た目ではとても段ボールを素材にしているとは思えない特別仕様の家具。松田和人社長は「2025年大阪・関西万博に向け、東大阪から段ボール家具をアピールできれば」と話した。

同社は新開発したベンチについて、4月以降は近大納入分のようなレジン加工は施さず、段ボール素材の製品を1万円台から販売することを検討するとしている。

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