ワクチン担当相を兼務する松野博一官房長官は7日、全国知事会とオンラインで意見交換し、ワクチンの3回目接種の加速や、若い世代への接種呼びかけで協力することなどを確認した。
松野氏は3回目接種について「発症予防、重症化予防の要で最優先課題の一つだ」と強調。新年度で進学や就職による人の動きが増える中で「感染のリバウンドが懸念される」とし、若年層が接種しやすい環境整備や、情報提供で協力を求めた。
全国知事会の新型コロナ緊急対策本部長の平井伸治鳥取県知事も「ワクチン接種は要」と述べ、3回目接種、若い世代の接種の重要性で同意。12~17歳が接種できるファイザー社製ワクチンの国による確実な確保などを要請した。