退職時に顧客情報持ち出し、奈良の男性無罪が確定

津地方裁判所=津市
津地方裁判所=津市

取引先の氏名や電話番号といった連絡先データを退職時に会社貸与のスマートフォンから自身のスマホに移行させて営業秘密を持ち出したとして、不正競争防止法違反(営業秘密領得)の罪に問われた奈良県の男性被告(52)を無罪とした判決について、津地裁は7日、期限までに検察側が控訴しなかったと明らかにした。無罪が確定した。

地裁は3月23日、顧客情報は「営業秘密に当たると認めることはできない」として無罪を言い渡した。

判決によると、三重県伊賀市の青果卸売会社で上席営業部長だった平成29年1月、奈良県内の携帯電話販売店で、会社から貸与されて私用でも使っていたスマホの全ての電話帳データを自身のスマホに移行させ、同月末に退職した。

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