ウクライナ検察当局は5日、南部ミコライフで4日に砲撃があり、12人が死亡、41人が負傷したと発表した。地元メディアが伝えた。ロシア軍から解放された首都キーウ(キエフ)近郊では多数の民間人の殺害が確認されたブチャのほか、ボロディアンカでもブチャを上回る被害が報告されており、状況の把握が焦点となっている。ホストメリでも行方不明となった多数の住民がいるとの情報がある。
当局は5日、マリウポリの港で外国籍の商船がミサイル攻撃を受けたと述べた。
ボロディアンカで遺体収容作業に当たる男性(45)は5日、現地で米CNNテレビに対し、4日に7人、5日に6人を収容したが「全て罪のない市民だった」と語った。またホストメリの当局者は住民約400人が行方不明となり、一部は殺害された可能性があると明らかにした。(共同)