eスポーツチームが埼玉に練習場 競技普及の拠点に

ところざわサクラタウンに設けられたeスポーツチームの練習場=埼玉県所沢市(KADOKAWA提供)
ところざわサクラタウンに設けられたeスポーツチームの練習場=埼玉県所沢市(KADOKAWA提供)

出版大手のKADOKAWAが運営する大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」(埼玉県所沢市)内に、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」のプロチームが練習場を構えた。eスポーツの部活動設立を検討する教員らを招いて見学会を開くことなども予定しており、幅広い層への競技の普及を図る拠点として活用する。

チームは、KADOKAWAの関連会社が運営する「FAV gaming(ファブゲーミング)」。

eスポーツ強豪国の中国や米国では、選手を同じ場所に集めて練習を重ね、連携プレーの完成度を高める手法が採用されている。ファブゲーミングの新たな練習場は、これまで使用してきた東京都内の拠点の倍以上にあたる13台のパソコンを備え、所属選手の半数程度が同時に集まることができるようになった。パソコンは、eスポーツ用としては最高水準のスペックのものをそろえているという。

選手が練習をするスペースはガラス張りになっており、ファンらが見学をすることも可能だ。選手による戦術の指導会や機材の体験会なども計画しており、担当者は「eスポーツの聖地を目指したい」と話している。(深津響)

eスポーツ エレクトロニック・スポーツの略。パソコンや家庭用ゲーム機を使ってゲームの腕を争う競技で、格闘技やサッカーなど種目は幅広い。欧米や韓国で広まり、日本でもプロの選手やチームが生まれている。

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