米、極超音速実験公表せず 大統領訪欧前で露刺激を回避

米国防総省=ワシントン近郊(ロイター=共同)
米国防総省=ワシントン近郊(ロイター=共同)

米CNNテレビは5日、米軍がバイデン大統領の訪欧直前の3月中旬に極超音速ミサイル実験を実施したが、ウクライナ情勢を巡り対立するロシアを刺激することを避けるため公表しなかったと報じた。国防当局者の話としている。

米国防総省は1日、核弾頭搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を再延期したと公表。核運用部隊が戦闘警戒態勢を取るロシアとの緊張を激化させないよう神経をとがらせているとみられる。

CNNによると、米軍のB52戦略爆撃機が西海岸沖で、音速の5倍以上の速さで飛行し迎撃困難とされる極超音速ミサイルの発射実験を実施し、成功した。この数日前にロシア軍はウクライナ西部で極超音速ミサイルを使用したと発表していた。(共同)

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