ドガの作品名を「ウクライナの踊り子たち」に変更 英美術館、露への反発踏まえ

作品名が「ウクライナの踊り子たち」に変更されたドガの作品(ⓒThe National Gallery,London、共同)
作品名が「ウクライナの踊り子たち」に変更されたドガの作品(ⓒThe National Gallery,London、共同)

ロンドンの美術館、ナショナル・ギャラリーは5日までに、所蔵作品のうち、フランスの印象派画家エドガー・ドガ(1834~1917年)の作品名「ロシアの踊り子たち」を「ウクライナの踊り子たち」に変更した。

描かれた踊り子がウクライナ国旗と同じ青と黄色の飾りを髪につけていることなどを考慮。ロシアのウクライナ侵攻を受けた国際社会の反発も踏まえ「作品の題材をより的確に反映した題名に更新する適切な機会だ」と説明している。

1899年ごろの制作とみられる作品には、3人の踊り子が描かれている。同ギャラリーによると、長く「ロシア人」とされてきたものの、ドガ本人が「ロシアの踊り子たち」と称したとの証拠もなく、「ウクライナ人であることはほぼ確実」と判断した。(共同)

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