米、サイバー攻撃関与の露「闇サイト」に制裁

米財務省の建物(AP)
米財務省の建物(AP)

米財務省は5日、匿名性の高い闇サイト「ダークウェブ」上のロシアの取引サイト「ヒドラ」と、ロシアの暗号資産(仮想通貨)交換業者「ガランテックス」に制裁を科すと発表した。企業などのシステムに侵入して機密情報を暗号化し、復旧と引き換えに金銭を要求する「ランサムウエア」を利用したサイバー攻撃に関与したとしている。

ロシアが仮想通貨を利用して米欧による経済制裁を回避することを防ぐ狙いもある。財務省によると、ドイツと協力して調査を進めていた。ドイツ当局はヒドラのサーバーを停止し、仮想通貨のビットコイン2500万ドル(約31億円)相当を押収したという。

財務省はヒドラについて世界最大のダークウェブ上の取引サイトで、仮想通貨を対価として違法なサービスや物品の取引が行われていると指摘。ガランテックスも犯罪行為に利用されたとしている。制裁によって在米資産が凍結され、米国内での取引ができなくなる。(共同)

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