1月の生活保護申請3・6%減 3年4月以来の減少

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区

厚生労働省は6日、1月の生活保護申請は1万9334件で、令和3年1月に比べ3・6%減少したと発表した。申請件数が減少に転じたのは3年4月以来。

新型コロナウイルス感染症が拡大する前の2年1月と比較すると3・3%増加しており、厚労省は「厳しい雇用情勢が続いている。引き続き注視していきたい」としている。

今年1月から生活保護を受け始めたのは1万5688世帯で3年1月と比べ2・4%減った。それ以前から受けている人を含む受給世帯数は164万3819世帯で0・3%増加。受給者数は203万7866人だった。

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