ブチャ以外でも民間人虐殺か ウクライナ人権担当者が発表

ウクライナの首都キーウ近郊ブチャにある教会近くの集団墓地=4日(UPI=共同)
ウクライナの首都キーウ近郊ブチャにある教会近くの集団墓地=4日(UPI=共同)

ウクライナ最高会議(議会)の人権担当者デニソワ氏は5日、キーウ(キエフ)州内でロシア軍が拠点として利用していたキャンプ場で、5人の男性が後ろ手に縛られた状態で殺害されていたとフェイスブック上で発表した。4人は後頭部や胸を撃たれて殺害され、1人は頭蓋骨を強打されて骨折していた。

ウクライナメディアによるとデニソワ氏は、キーウ近郊イルピンで、性的暴行や拷問を受けたとみられる10歳以下の子供が殺害されていたことも明らかにした。東部スムイ州でも露軍の駐留地域で3人の民間人が拷問を受け殺害されていたのが発見されたという。

ウクライナのベネディクトワ検事総長は、約5000件の露軍の戦争犯罪の調査を開始したと表明した。ウクライナの情報当局は、キーウ近郊ブチャで民間人殺害に関わった露軍の部隊が近日中に、ウクライナ東部のハリコフ周辺での戦闘に投入されるとの見通しを示した。

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