女子野球部に新人30人、東海大静岡翔洋高「頂点目指す」

そろってポーズを決める東海大静岡翔洋高女子硬式野球部の新チーム=6日、静岡市清水区(岡田浩明撮影)
そろってポーズを決める東海大静岡翔洋高女子硬式野球部の新チーム=6日、静岡市清水区(岡田浩明撮影)

東海大静岡翔洋高校(静岡市清水区)の女子硬式野球部は6日、新入部員30人が加入し、総勢61人の新チームが始動した。同好会から出発し、静岡県内初の女子硬式野球部として創部2年目を迎えた新年度、1~3年の全学年がそろうことになった。目指すは「笑顔で日本一」。弓桁義雄監督は、今夏の選手権大会で決勝戦の舞台となる甲子園の土を踏み「頂点を目指して精進したい」と意欲をにじませる。

弓桁監督はこの日、翔洋高校で、新入部員30人について記者団に「全国では最も多いと聞いている。ベンチ入りの選手が試合に出られるよう、チャンスを与えたい」と語った。

県内外から集まった新入部員30人の中には、ほぼ野球経験のない吹奏楽部出身の選手も。小中学校時代に軟式野球に汗を流したという御殿場市在住の新1年生、川満芽衣さんは「先輩たちについていけるよう頑張りたい」と力を込める。

女子硬式野球部は令和2年4月、新3年生の主将、斉藤美咲さんら3人が同好会としてスタートした。昨年4月に部員が増えて「部」に昇格し、創部初年度となる昨夏の選手権大会は記念すべき全国1勝を果たし、今春の全国大会では16強入りを果たした。

弓桁監督が今春の全国大会の戦績について「大きな爪痕を残すことができた」と強調すれば、斉藤さんも「全国で戦うことができるという自信になった」と手応えをつかんだ。創部1期生として集大成となる「最後の夏」に臨む気持ちについては、「悔いのないようにしたい。新1年生が加わり、パワーアップした翔洋の野球をつくり、目標に向かって頑張りたい」と口元を引き締めた。

県内の女子硬式野球部は翔洋に続き、今年度から静清(藤枝市)とオイスカ浜松国際(浜松市西区)の2校も創部。弓桁監督は「受け皿が増え、野球をやりたいという女子が増えてきている。3校で女子野球を盛り上げたい」と話す。

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