大型鳥エミューの卵のアイスやサブレ 新名物に 埼玉の牧場

殻を割った状態のエミューの卵。くせのない味わいは鶏卵にも似ている=埼玉県新座市(兼松康撮影)
殻を割った状態のエミューの卵。くせのない味わいは鶏卵にも似ている=埼玉県新座市(兼松康撮影)

大型の鳥・エミューの卵を味わうことができるバーベキュープランを、埼玉県新座市の観光牧場「だちょう牧場並木屋」が設けた。飼育しているダチョウとのふれ合いや、その卵を用いたアイスクリームやサブレを売りに集客を図ってきたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う客数の減少を受け、新たな名物にしようと考案した。

代表の並木大治さん(51)によると、ダチョウが5月から秋ごろまでに卵を産むことから、2月から春にかけて産卵時期を迎えるエミューの卵で〝オフシーズン〟を乗り切ろうと思い立ったという。

牧場では雌のエミューを2羽飼育している。エミューの卵は長径約12センチ、重さ約500グラムで、殻は鮮やかな深緑色だ。くせのない味わいは鶏卵にも似ている。1個1980円(産卵後24時間以内の卵は3千円)で販売しており、施設内にある屋外バーベキュー用スペースで調理したり持ち帰ったりできる。産卵時期の関係上、4月末までの期間限定プランだ。

感染拡大前、土曜は50~60人、日曜は100人程度の客が訪れていたが、最近は土曜は約3分の1、日曜は約半数に落ち込んでいるという。並木さんは「バーベキューの利用者が少なくなる時期でもあるので、エミューの卵を目玉として売り出したい。卵の鮮やかな色や大きさを楽しんでほしい」と話している。

営業日は原則土日で、エミューの卵付きプランは電話(048・478・5546)かメールでの予約が必要となる。(兼松康)

エミュー オーストラリアの草原やサバンナに生息する大型の鳥。鳥類ではダチョウに次いで大きく、最大で体高約2メートル、体重50キロになる。飛べないが、時速約50キロで走ることができる。草や果物、昆虫などを食べる雑食で、約2年で成鳥に育つ。日本では各地に観光目的などの飼育施設がある。

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