現在、僕は自分の主宰するNPO法人国際落語振興会の理事長だけでなく、関西演芸協会や大阪文化芸能国民健康保険組合、公益社団法人上方落語協会の理事もやっています。
上方落語協会の理事の主な仕事は、懸案事項など協会の運営について話し合ったりするのです。議事の中に新しく入門した新入会員の承認があるのですが、逆に辞めていく若手の退会も報告されます。
憧れの師匠に弟子に取ってもらえたからといって、必ずしもちゃんと修業を終えて独り立ちできるとはかぎらないのですが、無償で弟子を育ててきた師匠もやはり、寂しいものがあります。