千葉知事就任1年、熊谷氏「県の飛躍に向けた投資行いたい」 経済、教育分野重視

千葉県の熊谷俊人知事
千葉県の熊谷俊人知事

昨年4月に就任してから5日で1年を迎えた千葉県の熊谷俊人知事(44)が産経新聞のインタビューに応じた。その中で、熊谷知事は、2年目に向け、経済や福祉、教育などを重視するとして、「千葉県の飛躍に向けた投資を各分野で着実に行いたい」と話した。特に教育分野では、コロナ禍で過ごす子供たちの行動が長らく制限されていることから「ケアする学校教育活動を意識しないといけない」と述べ、県として何らかの形で教育的に支援したい考えを表明した。

また、県の産業構想について、「県が戦うポイントを明確化して投資を集約する」とし、知事1期目である程度の方向性を示す意向を示した。昭和56~平成13年に連続5期知事を務めた沼田武氏(故人)が掲げ、幕張新都心やかずさアカデミアパーク、成田空港を軸として発展を目指した「三角構想」に続く新たな産業構想についての見通しを示したものだ。

昨年の就任1カ月後の本紙インタビューでも知事は「千葉県は三角構想があったから、ここまで発展した」と、自身の県政でも新たな産業構想をまとめることに意欲を示していた。

コロナ禍での子供たちへの教育的支援については、「さまざまな影響が出ている可能性がある。心理面が特に大きい。非常に心配している」などと懸念を述べ、何らかの形でケアする必要性に言及した。

千葉市長を3期務めた熊谷知事は昨年3月の知事選に出馬。本県の知事選として史上最多得票となる140万票余りを獲得し、県政史上最年少で初当選した。就任後は新型コロナウイルス対策を中心に、東京五輪・パラリンピックの県内開催などに対応してきた。

インタビューは5日に知事就任1年になるのを前に3月下旬に行われた。

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