「表現の不自由展」閉幕 4日間で1600人来場

「表現の不自由展 東京2022」で展示された「平和の少女像」(左手前)を見る人たち=2日、東京都国立市
「表現の不自由展 東京2022」で展示された「平和の少女像」(左手前)を見る人たち=2日、東京都国立市

東京都国立市で開催されていた「表現の不自由展 東京2022」が5日、閉幕した。慰安婦を象徴する少女像などの展示に、会場周辺では街宣車の抗議が続いたが、実行委員会の対策や支持者の活動が奏功し、4日間の会期中、約1600人が来場した。実行委共同代表の岩崎貞明さんは「協力してくれた皆さんに感謝したい。表現の自由の意味を考えてもらう機会になれば」と話した。

同展は2日開幕。関係者の「検閲や自粛」のため美術館に展示できなかった作品などを紹介した。完全予約制で、延べ60人の弁護士、同240人のボランティアが会場の見回りなどに当たった。警視庁立川署などによると、署員が1日当たり数十人規模で警戒した。不自由展を巡っては昨年、名古屋市や大阪市での開催が抗議などで混乱。東京展も同6月の開幕が約10カ月延期された。

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