保育料詐取でも実刑確定へ 宇都宮、乳児死亡の施設

最高裁判所=東京都千代田区
最高裁判所=東京都千代田区

最高裁第1小法廷(堺徹裁判長)は、宇都宮市の認可外保育施設で平成26年、宿泊保育中に放置されて死亡した山口愛美利ちゃん=当時9カ月=の両親に虚偽の説明をして保育料などをだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元経営者、木村久美子被告(65)の上告を棄却する決定をした。4日付。懲役6月とした1、2審判決が確定する。

被告は愛美利ちゃんに対する保護責任者遺棄致死などの罪で懲役10年が確定し、服役中。1審宇都宮地裁はこの罪の確定後に起訴されたことを踏まえて量刑を決め、2審東京高裁も支持した。

判決によると、預かった子供をひもで縛って放置するなど不適切な保育をしていたのに「安全面・健康面に細部までこだわってお世話します」などと噓の説明をして26年1~7月、両親から入会金など計約80万円をだまし取った。

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