ウクライナ人道支援は農業復興、地雷・不発弾処理など実施 閣議決定

記者会見する松野官房長官=5日午前、首相官邸
記者会見する松野官房長官=5日午前、首相官邸

松野博一官房長官は5日の記者会見で、ロシアに侵攻されたウクライナへの人道支援について、農業生産の復興や、地雷・不発弾の処理などの分野で実施することが閣議決定されたと発表した。「ウクライナの人々に寄り添った支援を実施する」と強調した。

閣議では、岸田文雄首相が既に表明していた1億ドルの追加的な緊急人道支援の具体策を決定した。ウクライナや避難民がいる周辺国に対し、要望の多い医療や食料などの支援を行う。支援は国際機関や日本のNGOを通じて実施する。

また、激しい戦闘で荒廃したウクライナの農業生産復興、がれき除去や地雷・不発弾の処理、避難民の安全な移動手段を確保する取り組みへの支援も行う。

一方、政府は多数の避難民がいるモルドバに調査団を派遣。現地の要望を踏まえ、医療保健分野の人的支援を検討する。既に「国際協力機構」(JICA)関係者が現地入りし、医療データ管理などでモルドバ政府の高い評価を受けているという。

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