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さまよう彼女たち

「生理来なくて一人前」蔓延する空気とその代償

レスリングのコーチを務める自衛隊体育学校の制服に身を包む小原日登美=平成31年4月、東京都練馬区(自衛隊体育学校提供)
レスリングのコーチを務める自衛隊体育学校の制服に身を包む小原日登美=平成31年4月、東京都練馬区(自衛隊体育学校提供)

新型コロナウイルス禍で注目され始めた「生理の貧困」。その問題は生理用品が購入できないという金銭面だけでなく、不調や痛みなどによる機会損失、周囲の無理解など多岐にわたるものだ。世界では社会全体の問題として、解消に向けた動きが広がっている。

「生理が来なくなって一人前」。厳しいトレーニングや減量を課すアスリートの中では、今もそんな空気が蔓延(まんえん)する。だが、無月経の軽視は危険だ。女性ホルモン不足は骨密度の低下につながり、生涯の健康に影響を及ぼす可能性がある。

「競技にかける以上、無月経は仕方がない」。2012年ロンドン五輪女子レスリング48キロ級金メダリストの小原(おばら)日登美(41)は、学生時代から無月経や生理不順を経験したが、こう考えていた。

幼いころからレスリングで頭角を現し、高校時代に全国選手権で優勝。「天才」と称された。試合に向け、激しい減量を繰り返す日々。不規則な生理周期は当たり前で、数カ月に及ぶ無月経も珍しくなかった。

異変に気付いた母に連れられ、産婦人科を受診。ホルモン剤の投与で体重が増え、周期が安定した時期もある。だがハードな練習や代表争いの中で、生理を気にする余裕はなくなっていった。

非五輪種目の51キロ級で6度の世界一を達成。アテネ、北京五輪は1つ上の55キロ級での出場を目指したが、「霊長類最強」の吉田沙保里(39)が立ちはだかった。2度引退したが、48キロ級でのロンドン五輪挑戦を決意。当時の体重は58キロで、過酷な減量は容易に想像できたが「最初で最後の五輪」と覚悟した。

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