5日午後4時15分ごろ、宮城県栗原市築館のため池で溺れ、病院に搬送された小学1年、佐々木楓君(6)の死亡が同日、確認された。
県警築館署によると、佐々木君を助けようとした小学5年の兄(10)と、付近にいて最終的に2人を池から引き上げた70代男性が低体温状態で搬送されたが、意識があり命に別条はない。
佐々木君は小学生計6人で釣りをして遊んでいて、誤って転落したとみられる。ため池は市が管理。同署が詳しい原因や安全管理の状況を調べている。
近所に住む主婦(78)は「外出先から戻ると、数人の男児がびしょぬれになって泣いていた。かわいそうだ」と話した。