トランプ氏がプーチン氏に再び「頼み事」 批判噴出

支持者に向けてポーズを取るトランプ前米大統領=2日、米中西部ミシガン州(デトロイト・フリープレス提供、AP)

トランプ前米大統領がプーチン露大統領に、バイデン米大統領の息子の醜聞を握っていれば情報を公開するよう呼びかけた。11月に中間選挙が控える中、2016年の大統領選時に続くプーチン氏への〝頼み事〟。ウクライナでロシアが重ねる残虐行為が明るみに出てもなおすり寄る姿勢に厳しい批判が出ている。

トランプ氏は3月末、保守系テレビ局のインタビューで、バイデン氏の次男ハンター氏が元モスクワ市長の妻から350万ドル(約4億3千万円)を受け取ったと根拠を示さず主張し「プーチンなら知っているはず。公表するべきだ」と述べた。

トランプ氏は政敵攻撃を狙って外国の介入を求めてきた経緯がある。16年大統領選では、対立候補クリントン元国務長官が私用メールを使った問題でロシアにハッキングするよう訴えた。19年にはウクライナのゼレンスキー大統領に対し、軍事支援の見返りに同国エネルギー企業役員を務めていたハンター氏を調べるよう圧力をかけた疑惑が浮上。弾劾訴追された。(共同)

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